※2008年12月から、ショー関係の仕事では旧知のドラムス・プレイヤー上地君(上地康夫)に誘われて、シャンソン界の重鎮でいらっしゃる、歌手のしますえ・よしお さんのサポートをさせて頂く事になりました。



しますえ・よしお さんはシャンソン歌手としては勿論の事、人としても本当に素晴らしい方で、これほど穏やかで優しく、「平安」という言葉がピッタリ合う方にお会い出来たのは、しますえさんが初めてかも知れません。シャンソンという音楽ジャンルは、ショー関係の仕事での本当に数少ない経験しかなく、エディット・ピアフとシャルル・アズナブール位しか聞いた事もない不勉強な自分が、果たしてサポートが務まるのかどうか、正直不安でした。シンプルなピアノ・トリオのアンサンブルを背景に、しますえさんは歌われます。人間の心や生き様を、明確な、明瞭な日本語で感情豊かに表現するしますえさんのシャンソン世界に、僕は心の底から安らぎと感銘を感じています。



僕をしますえさんに紹介してくれた、旧知のドラムス・プレイヤーの上地君。彼の誘いが無ければこれ程多くの素晴らしい方々とお会いする事は出来なかった訳で、彼には本当に感謝しています。上地君とは、随分長い付き合いで、初めてリズム・セクションを組んだのは、1980年半ばから後期にかけてで、大地真央さんのショーでした。その後も数々のショー関係の仕事で彼とはプレイを続けています。彼は、美空ひばりさんのサポートを、ひばりさんが亡くなるまでの13年間、続けていました。ひばりさんからは”ベイビー”と呼ばれていたそうです。(わかりやすいですよね!)ドラムスとしての、曲中の「かけひき」の上手さが彼の最大の魅力だと僕は思います。どの楽器でも同じですが、曲中の「かけひき」って、プレイヤーにとっては一番大事なタレント(資質)です。テクニックをどれ程持っていたって、この「曲中のかけひき」が出来ない様では、ミュージシャンは務まらない、と僕は個人的に確信しています。



しますえ・よしお さんのサポートを務めるピアノ・トリオ。ピアニストは2009年現在で24才の音大生、雄太君です。彼は、しますえさんの元で、学業からは学ぶ事が出来ない多くの実践的な経験を積み重ねている最中だそうです。雄太君は、このトリオのリーダーでもあり、僕達の当日の譜面の準備から、飲み物のケアーまで、本当に丁寧にしっかりとやってくれます。



しますえさんのライブが行なわれるシャンソン・クラブ「蟻ん子」の店長、朝吹タツヤさんです。タツヤさんもシャンソン歌手でいらして、コンサート活動も行なっていらっしゃいます。しますえさんのライブ時には、各ステージ毎にタツヤさんも数曲歌われます。歌は勿論ですが、軽妙なトークでライブを盛り上げてくれます。しますえさん、大貫さん(しますえさんのマネージャー)、タツヤさん、「蟻ん子」のスタッフの方々、そしてリスナーの方々、全員が、本当に素晴らしい方々ばかりで、シャンソンとの関わりを少しでも持たせて頂ける様になれた事に、心から感謝しています。